魚の調理と食中毒について。

魚っておいしいですよね。
私達の住む日本は、海に囲まれた島国ですので様々な魚介類を食べる機会が多いとおもいます。

調理にも、煮物や焼き魚、お刺身などがあり、バラエティー豊かな魚料理を食べたり、作ったりする事も多いのではないでしょうか。

しかしながら、魚は痛みやすい物です。
特に、気温の高い季節は雑菌の繁殖しやすい環境と言えるので、食中毒には注意が必要です。

そして、そんな食中毒を防ぐために、魚を調理するさいにも気をつけなければならないポイントがあるかと思います。

まず、調理をする魚はなるべく新鮮な魚を使いましょう。
魚は痛みやすいので、長時間気温の高い場所に置いてあったり、保存法に気を配っていなかった物を使用すると食中毒の原因となります。

特に気温の高い時期は調理前や調理後の魚の保存環境には気を配りましょう。

次に、必ずしも火を加えれば、食中毒を予防できるわけではありません。
例えば、赤身魚などに多く含まれるヒスタミンは大量に摂取する事で食中毒を起こしてしまいます。
ヒスタミンは室内に放置するなど、常温の環境で増えてしましますが、加熱処理を加えてもほとんど減る事はありません。

このように、加熱処理をしても食中毒が起こる事があると言う事を、魚を調理さいには頭に入れておきましょう。

最後に、魚自体に食中毒の元となる菌もついておりますので、魚を切ったあとのまな板や包丁などの調理器具から他の食材に菌が移らないように、工夫して調理する事も必要だと思います。

いかがでしたでしょうか。
食中毒を予防し、魚を美味しくいただきましょう。