魚料理の煮付け

日本は海に囲まれた島国で海の幸に恵まれております。また、日本には四季があるため季節によって様々な種類の魚を他も染むことが出来る素晴らしい国だと思います。そんな日本に生まれたからには、四季と旬を楽しんでいきたいですね。そして和食で多く主菜に選ばれるのが「魚」です。調理方法もお刺身・煮魚・焼き魚・天ぷらなど様々な調理方法があります。

その中でも私が特に好きな調理方法が「煮魚」です。日本独特の少し甘めの味付けは白いご飯のおかずには最高の組み合わせです。特に私は鰈の煮つけが好きです。白身の軟らかいホクホクとした身に少し甘めの煮汁をつけながら頂くのは最高の幸せです。そして特に最高なのが冬場の子持ちカレイの煮付けです。

たっぷりとお腹に詰まった卵は軟らかい白身の食感とはまた違うプチプチとした食感であり、味も濃厚そのもです。この濃厚な卵がまた煮汁との相性が抜群です。

ですが、カレイの切り身をスーパーで買うと卵の多い部分と白身の多い部分にどうしても分かれてしまうため苦渋の決断です。また卵の部分に子供たちの人気が集中するので卵の多い切り身はいつも争奪戦です。

でもそんな些細な煮魚の争奪戦は今の日本ではあまりない光景かも知れません。そんな微笑ましい光景は昔の日本の一家団欒を思いだします。そんな一家団欒がこれからの日本の未来でも続いていったらいいなと切に思います。

鰤の煮付けの横綱、ブリ大根は豪快に!

煮の煮付けはですか?私は大好きです。
語弊があるかもしれません。
私は魚全般が大好きです。
煮ても、焼いても、生でも好きです。
肉も野菜も好きで食べますけどね。(笑)
さて、本日はブリの話題を少々させていただます。
ブリは、ご存知かと思いますが出世魚です。
成長の途中でモジャコから始まって、地域によって名称が違いハマチだったり、イナダだったりと変わっていくわけです。
そして最終形?がブリとなるわけです。
長い魚生泳いできて、魚の師となり、鰤となるわけです。
という事は、鰤は大きな魚であるわけでして、せっかくですから、その大きさを生かして、がつんがつんと大振りに切っていただいて、大鍋に大根と一緒に煮付けると・・・美味しいですよね。
鰤の旨味を十二分にすった大根と共に、大皿にどかんとのせて、大人数で囲んだ食卓の中央において、家族みんなで、会話を楽しみながら和気藹々と、その大皿にのったブリと大根に舌鼓するなんて、素敵な光景じゃないでしょうか?さらに、ブリのかまの塩焼きや、刺身なんかも、食卓の上に彩を与えてくれてたりしたら・・・想像しただけで、口元が緩んでしまいます。
そして、大人は魚に合う日本酒などを片手にいただけたら、さらに美味しいひと時なのではないでしょうか?

電子レンジで簡単おいしい魚の煮付け

おいしい魚の煮付けを作るのは、落し蓋をしたり、火加減を調節したりでなかなか大変です。そこで私は、自分なりにおいしいカレイの煮付けができるレシピを考えました。まず、カレイの切れ目を2切れ用意します。うろこがあれば、大根の切れ端などできれいに取り除いておきます。次に煮汁の準備です。麺つゆ大さじ2、砂糖大さじ1、みりん大さじ1を50CCの水で溶きます。

麺つゆではなく、普通、煮魚には醤油を使う方が多いですが、私は、だしが入っていてコクが出る麺つゆを使います。次に調理に入ります。耐熱皿に、カレイを乗せ、煮汁を加え、軽くラップをかけます。これを電子レンジに入れ600Wで約10分加熱します。7分経過したぐらいから、煮え具合をチェックし、加熱時間を調節します。

魚の厚みや大きさなどによって加減します。箸で刺してみて、ある程度硬くなったら大丈夫です。最後に、しょうがの千切りを加えれば出来上がりです。ここで、私の取っておきの裏技を紹介致します。

二度揚げ、ならぬ二度煮です。一旦出来上がった煮つけを最低3時間程冷ましながら、味をしみこませます。それに水10CCを加え、電子レンジで再度600Wで3分ほど加熱します。この再加熱は、翌日行えばさらに味のしみ込んだ、美味しいカレイの煮つけが出来上がります。

意外と簡単、カレイの煮付け

魚料理の中でも、私は魚の煮付け、特にカレイの煮付けが好きです。昔は店頭に手頃な値段のカレイが並んでいると、母がそれを煮付けにしてくれました。魚料理を作るのは苦手で、煮付けは特に難しいというイメージもあり、自分で作ってみたことは今までなかったのですが、先日初挑戦しました。
用意したのは、小ぶりのカレイ2尾、白ネギの青い部分、玉ねぎ、ショウガ、そして調味料に酒、しょう油、みりんです。まず、ショウガを短冊切りにし、玉ねぎを適当な大きさに切ります。玉ねぎは細く切ると煮込んでいる間に溶けてなくなってしまうので、その方が良ければ細く、少し形が残る程度が良ければ、太めに切りましょう。
お鍋にみりんを入れ、アルコール分を飛ばしてから残りの調味料を入れます。そこにショウガと白ネギの青い部分を入れ、少し沸騰したところでカレイを並べますが、その後は落としぶたをしてゆっくり弱火でコトコト15分ほど煮ます。そうすると身がやわらかくなります。最後に、私はタレを少しトロリとさせたかったので強火にして更に5分ほど火にかけました。出来上がりは初めてとは思えないほどおいしく出来上がりました。母も身が柔らかく、味がしみ込んでいておいしいと喜んで食べてくれました。

イワシの煮付けを骨まで食べる

日本人の食卓が欧米化してきたと言われて久しいですが、やはり魚を食べるとどこかホッとします。
焼き魚やフライ、天ぷらもおいしいですが、魚の煮付けも良いですよね。おいしく作れると、料理上手に見えますし。
切り身の魚を買うと簡単に作れますが、ひと手間かけてもいい気分のときは、私はイワシの煮付けを作ります。
最近、魚の値段が徐々に上がってきていて、イワシも例外ではないのですが、それでも他の魚と比較すれば、お財布に優しい値段なのは間違いありません。
特に、捌く前の丸ごとの状態で売られているイワシは、安価で、鮮度も良いことが多いです。ぴかぴかの朝獲れを見つけたら、即ゲット。
イワシは小さいので処理が簡単です。それぞれ色々なやり方があると思いますが、私の場合、頭を落としてから腹にナイフを入れ、ワタを指で掻き出して、さっと流水で洗っておしまいです。母は酒で洗っていましたが、どうせ料理するときに酒も使うので、省略。
醤油、みりん、酒、砂糖、水を鍋で沸騰させたらイワシを投入します。このとき、酢を一緒に入れると、骨がやわらかくなるのでお勧めです。圧力鍋を使えば簡単ですが、普通の鍋でも時間をかけてじっくり煮れば、小骨はおろか背骨までそのまま食べられるほどやわらかく煮えます。
あれば梅干しも入れて、梅煮にするといいでしょう。おいしいですよ。

鰤大根。味が染みてます。

魚の煮付けは、週一の頻度でわたしの食卓にあがります。
なかでも一番わたしがすきな鰤の煮付け、鰤大根をご紹介したいと思います。
大根は面取りをして、透明になるまで生米を入れた、たっぷりの水で下ゆでをすること。
これで大根の雑味が抜けますし、柔らかく仕上がります。

そして、臭み防止、煮崩れ防止のために、霜降りをきちんとした鰤の切り身を、そして大根を沸騰させた煮汁に投入し、これから煮てゆくわけですが、
ポイントは、調味料を二度にわけて入れること。
最初は臭み消しの為にも、お酒、水、だしが多目で、ちょっとの砂糖と醤油の煮汁を。
そして、浮きあがったアクを丁寧に掬います。
新鮮な鰤だと、アクはなかなか出ませんが、ちょっとくたびれモードな鰤だとたくさんアクが出てしまいますよね。
切り身に火が通ってきたら、次は味付けのための、みりん、醤油、砂糖、酒の濃いめの調味料が入った煮汁を投入し、味を染み込ませてゆきます。

きちんと味が染みこんだら、お皿に盛り付け、針生姜を天盛りにして完成です。
これで焼酎も、白米も進みます。
鰤は、こっくりとした濃厚な旨味、とくに腹のあたりのぷるりとした脂身がたまらないのです。大根にも、しっかり味が入り、美味しいです。とろけるような鰤大根、今夜のおかずにどうでしょうか?

大根おろし入りの魚の煮付け

私は魚が嫌いです。お寿司もほとんど食べれません。お寿司屋さんに行っても、スライスオニオンにマヨネーズがかかっているサーモンや、シーチキン巻きなどくらいしか食べれません。まだ小さい娘にはそんな風にはなってもらいたくないので、いろいろ工夫して魚料理を作るようにしています。
まだ小さい子どもですので、同じ料理を作っても、美味しいというときもあれば、まずい、もういらない、というときもあります。以前は、普通に作った魚の煮付けが好きでしたが、最近は食べるのは食べますが、あまり好きではないようでした。

そこで、いろいろ調べていると、大根おろしをいれて魚を煮る料理を見つけました。私は、大根おろしを入れた「おろし豚丼」が大好きです。大根おろしを入れただけで、どうしてこんなに美味しくなるんだろうと感動しました。

主人も大好きです。だから、絶対美味しいと確信して、大根おろし入りの魚の煮付けを作ったら、主人も、娘も大変気に入ってくれました。大成功です。それからは、魚の煮付けには必ず大根おろしを入れて作るようにしています。

あまり魚の煮付けが好きではない人も、好きになるかもしれないくらい美味しいと思いますから、ぜひ一度試してほしいです。

カレイの煮付けについて

魚の煮付け。おふくろの味!そんなイメージがありますよね。わたしもお母さんがよく作ってくれた、魚の煮付けをたべるとなんだかホッとしたものです。
その魚の煮付け、特にカレイの煮付けの作り方についてわたしなりですがまとめてみました。
まず、カレイはああみえてウロコがあるのできれいに洗ってから包丁の背でウロコをこそげとります。

ヌルヌルしているので、手を切らないよう十分に気をつけて作業をしましょう。
そして背中に十字に切れ目を入れます。これは味が染み込みやすくするためです。見た目にもきれいですね。
そして鍋に水と昆布・醤油・酒・みりん・カレイを入れて煮立てていきます。
沸騰したらアクを取り、落し蓋をして火を弱め10分程度煮ます。
その後火を止め味をなじませます。
簡単そうでとても難しい、煮付け。わたしもなかなか上手にできず未だ試行錯誤中です。いつかは自分で作った魚の煮付けが家族のみんなに「おふくろの味」と言ってもらえるようになれればいいなと思っています。
それまではやはり練習あるのみ、ですね。カレイの煮付けもそうですが、料理はシンプルが一番美味しいんじゃないかなと思うようになってきました。その分ごまかしが効かないので難しいんですが。

カレイの煮つけはおいしい。

魚の煮付けと聞いて、最初に私が思い浮かべるのは、“カレイの煮付け”です。
しかも、カレイ丸ごとの煮付けです。
美しいカレイのシェイプに、きれいに切られた十字の切込み、何とも渋いカレイの色と切込みから見えるちょっとだけお醤油色に染まった白い身。
そして、仕上げにおかれた針生姜。
その姿を観たら、お箸を入れずにはおれません。
白いご飯の上に、煮汁と共にポンとのせて、口に運べば美味しいカレイの味とあいまった煮汁の味がふゎーっと口の中に広がります。
そして、煮汁のしみたご飯を口に運べば、魚は口の中にないのに、カレイの味がふゎーんと、またも広がるわけです。
こんな時、日本人に産まれてきた幸せをかみしめたりする訳です。
海外でもカレイは食べられますが、ムニエルだったり、バターの濃い味つけだったりと、それはそれで美味しいのですが、このカレイの煮付けのような繊細な美味しさにはありつけないのです。
アジアの人間だからでしょうか、やっぱり魚の味を引き立てるのは、醤油またはそれに近いナンプラーや魚醤だと感じます。
バターで焼いてあっても、仕上げに醤油を少々垂らして食べた方が、美味しく感じるのです。
時々は、ムニエルも食べます。
カレイ自体好きですし、美味しいです。
でも、頭の中にカレイの煮付けがふと、よぎってしまう私です。

ベラの煮付けを考える

私はよく釣りに出かけます。主に船からの釣りをして、特に好きなのがカワハギです。
カワハギ釣りをしていると、定番の外道がベラ、トラギスです。
基本的にベラはリリースされる魚なのですが、せっかくなので、こいつも美味しく食べてやろうと思い持って帰ってみました。
ちなみにベラですが、キュウセンベラ、ササノハベラの二種類が釣れたので、両方を煮付けにして食べ比べてみることにしました。
しょうゆ、酒、みりんを主体として汁を作り、鍋にベラを入れて煮込みます。

臭い消しのためにですが、一応、刻んだしょうがも入れておきました。
肝心の味ですが、まずササノハベラ。こちらは釣り人からは、まずいとか言われていますが、そんな悪くありません。ただ、そもそも魚肉の味そのものが薄いという感じでして、悪くは無いけれど、おいしいかといわれると、うーん、となってしまう感じです。

何も釣れなかった時には持って帰ってもいいかも、という程度ですね。
そしてキュウセンベラですが、こちらは美味しかったです。魚肉の味がしっかりしていて、煮付けにぴったり合うという感じでした。瀬戸内海では立派な釣りのターゲットなんだそうですけれど、食べてみればそれも納得。ササノハベラに比べて明らかに美味しいです。
同じベラの仲間でも、ずいぶんと違うものですね。

魚の煮つけにあの野菜

ぶりと言えば、焼いてもおいしいのですがに付けてもおいしい青魚。そんな青魚の代表格「ぶり」をおいしくに付けるために、ぜひ一緒にに付けてほしい野菜があります。みなさんはどんな野菜を想像するでしょうか。
実はその野菜は「ごぼう」です。ごぼうと言えば、何と言っても食物繊維の宝庫ともいえるような野菜であることは知られていますが、まさかぶりと一緒にに付けることでぶりのおいしさを増すことができるとは、案外気づかれないことだと思います。
ごぼうには独特の臭みやにおいがしますけど、その臭みやにおいが魚の生臭さを消し去ってくれて、魚本来のおいしさを引き立ててくれるのです。

よくごぼうそのものの方が生臭いという話を聞いたり、灰汁がきついという話を聞くこともありますが、実際にはごぼうに悪が出ることはありません。一緒にに付けてそのまま添え物として食べることもできるので非常におすすめできる調理方法なのです。

あと、ぶりはもちろんのこと、青魚であるさばやサンマなどでも十分同じ効果がありますので、みなさんが青魚をに付けるときには、ぜひごぼうを一緒に入れてに付けてみてください。ごぼうそのものの食感も最高ですが、ごぼうそのものもしっかり旨味を持っているので、ぜひ一度試してみてください。

魚の煮付けの思い出

私は魚が好きで、魚料理は全般的に好きですが、魚の煮付けに関しては特別な思いがあります。
子供の頃から母親が煮付けをよく作ってくれて、それがとても美味しくて、私の舌にはしっかりとそれが記録されているからです。
洋食よりも和食を多く作ってくれた母の影響で、私も洋食よりも和食が好きな人間になったような気がします。
それがまず一つ目の特別な思いなんですが、もう一つ、魚の煮付けを特別にしている記憶があります。
それが母方の祖父の記憶です。
祖父は若い頃から病弱の祖母に代わり、料理を作っていました。
その料理はすべてが和食で、私も子供の頃、祖父の家に行った時はごちそうになっていました。
その料理すべてが美味しくて美味しくて、母親ともども「どうしてこんなに美味しくできるんだろう」と首を傾げるほどでした。
祖父の手にかかるとなぜか料理の味に深みが生まれて、なんとも言えない絶妙のバランスの味付けになるんです。
その真骨頂ともいえるものが、魚の煮付けでした。
私や母親が訪ねて行くと、祖父は必ずと言っていいほど金目鯛を使った煮付けを振舞ってくれて、それが私も母も楽しみでした。
祖父はもうこの世を去りましたが、あの味は私と母親の中で生き続けています。
そして母は祖父の味に近づくように日々研究をしていますし、私も祖父や母親の味付けに少しでも近づけるようになりたいと思っています。

初めての挑戦で大失敗

私がまだそんなに料理ができなかったころのことです。
あるとき、親戚のおばさんがカワハギの煮つけを作ってくれました。
身ももちろんおいしいのですが、肝がなんともおいしこと!
そのおいしさに感動した私は、私もぜひ自分でつくって見たいと思いチャレンジすることに。
でも魚の煮付けは作ったこともなく、実は魚の切り身しか買ったことのなかったので、さばき方もあまり知りませんでした。
ひとまずスーパーにいって、カワハギをかったものの、どうやってさばけばよいか分からないまま、ただカワハギの肝がおいしかったことだけは、インプットさてていたので、きっとカワハギは内臓なんてとらなくてもいいんだろうと思い、そのままお鍋に投入。
適当に味付けをして、食べてみたところ、
なんともびっくりするぐらい苦くて食べられませんでした。
その話をおばにしたところ、大爆笑。
今まで自分はやれば料理を作るのはうまいほうなのではないかと、勝手に思い込んでいたけれど、それが単なる思い込みにすぎなかったということを思い知らされた出来事でした。
その後、やはり基本から知っておかなければ、料理はできないと思い、本を買ったり、おばに習ったりして勉強しました。
その失敗があったおかげで今は料理が好きになりました。

さんまの煮付けは、簡単でビックリ

秋の代表的な味覚のさんまですが、たいていの食べ方は、塩焼きか刺身だと思います。ですが、さんまは煮付けてもすごくおいしいです。魚特有の臭みも簡単に取れます。
新鮮なさんまを5尾から10尾購入します。よく塩で洗います。
頭と尻尾を切り離し、3等分から4等分にします。内蔵が苦手な方は、尻尾を切り離した後に、頭を背骨がぶつかるまで包丁を入れて、手の力でポキッと力を入れると頭とつながって内蔵がスポッと取れます。
ぶつ切りにしたら、よく流水で洗い流した後、塩をかけてさらに手でもんで、1~2分置いたら、流水で洗い流します。
次に煮汁を作ります。5尾作る場合ですが、醤油と酢各100mL、砂糖大さじ4杯、みりん又は調理酒大さじ2杯、水200mLにしょうがスライスを多めに入れます。しょうがの量によって、味がまったく変わりますので、正解はありません。お好みの味を試行錯誤してください。
そして煮沸したら、先ほどのさんまを入れて弱火でコトコト、数時間煮込んで出来上がりです。
圧力鍋がなくとも、さんまの骨は柔らかいので骨ごと食べられます。

まるで、缶詰と同じ味にはびっくりすることでしょう。
冷蔵庫に入れておけば、余裕で1週間は保存できます。弁当のおかずにも、夕食のおかずにもメインディッシュになる抜群の味です。

時間が無い日でも魚の煮付けを

お魚は、できるだけシンプルに塩で焼くか、煮るかの料理方法が好きなのですが、煮魚は、時間に余裕がある時でないと、なかなかできない調理方法の一つだと思います。
けれど、魚好きですので、いつも焼くだけでなく、煮魚が食べたいなという日もあるのです。
圧力鍋を使えば違うのかもしれませんが、あいにく持っていませんので、煮る時間を短縮してしまうと、折角の煮魚が、とんでもなく味気ないものに成り果ててしまいます。
そこで、私は、平日でも、魚の煮つけが食べられる為に、私は、休日に作った煮つけを煮汁ごと冷凍保存する方法をとっています。
煮汁ごと臭み消しに使った生姜なども全てそのまま、ジップロックや冷凍用のタッパーなどに入れて凍らせてしまうのです。
それで、食事の前に、レンジでチンしてしまうだけです。
電子レンジを使いますので、保存用の容器は、レンジ可のものを使われるのがよいと思います。
料理の時間は短縮されますが、一度、冷凍してしまったものですので、作りたてのふっくら感は失われてしまいますが、煮込み時間が足りない煮魚を口にするよりは、味が染みているように思います。
私は、スーパーなどで、綺麗なさばなが手に入る時などに、多い目に買って、作り置きしておきます。
仕事から帰り、魚の煮物を口にできる日があると、どこかほっとできる気がします。

何年たっても忘れられない味

伊豆に結婚何周年かの旅行に行った時の話です。
料理が自慢の旅館だったので、ものすごく楽しみにして出かけました。
伊豆と言うだけで新鮮な魚がおいしいというイメージがあると思うのですが、想像以上でした。
釣りが好きな父の影響で、家でも魚の煮つけを食べる機会が多い方だとは思うのですが、家では、いや、私には出せない料理自慢の旅館だからできるきんめの煮つけでした。
濃過ぎず、甘すぎず、でも、しっかり味できんめのうまさを引き出している煮つけ。それまで会話を楽しみながら夕食も楽しんでいたのに、きんめの煮つけのあまりのおいしさに二人とも会話するのを忘れてしまうぐらい熱中して食べてしまいました。
魚を食べるのが上手い二人なので、話すのも忘れて食べ終わった後には本当に骨しか残ってなかった状態でした。目の下の(場所の名前は分かりませんが)身が締まっているところはもちろんのこと、小さな骨の間の身まで本当にきれいにいただきました。
仮に料理長に味付けの仕方を教えてもらう事が出来たとしても、できない味なんじゃないかと思います。同じ分量で作ったとしてもプロの技が含まれているので無理ではないかと・・
そこの旅館には何年も言っていませんが、何年たってもあの味は忘れる事ができません。

魚の煮付けって意外と難しいです。

魚の煮付けって意外と難しいですね!
簡単だと思って作ってみてもなかなかおいしくできなくて私も苦闘しましたが、味が薄いとクセが気になってしまったりこっくりとした味付けにすると塩辛かったり。。意外と難しかったです。
それでもお魚は食べたいということで試行錯誤してみましたが、簡単な対処策としては、ショウガを入れて煮るのがおすすめです。
ほかひと手間をかけるならばさっと2,3分ほど下茹でをしてから味付けをする。それだけでも少し高級感が出ます。
その際に入れてみるのも風味が出て美味しいですし、味付けを濃くするよりおいしくなる場合もあるので、是非お試しください。
(冷めると気にならなくることもあるから難しいのです。)

ほか、食べるときには千切りにしたものを載せてもお店で食べるような雰囲気を楽しめますし、
使い残したショウガは薄切りにして干しておけばいつでも使えて便利です。
(皮の部分も捨てずに干しておけばカレー、煮込みなどの風味づけなどにも使えます。)

普段サバの味噌煮にはレシピに書いてあったりするので入れることも多いかと思いますが、煮つけに入れることはあまりないかもしれないのでご参考まで。
しょうゆ、酒、みりんなどで味付けをするオーソドックスな煮つけであれば特に魚の種類を問わず応用できると思います。

余談ながら味見をしてみたけど味がよくわからないという時には、まずはお酒、みりんの方を足すと失敗しませんでした。
裏ワザはお酢、ですが、こちらは加減が難しいので、また研究してみることになりそうです。

自分でも作る大好きな魚の煮付け

誰かに教わった記憶が全くない珍しい料理が魚の煮付けです。私の料理の基本は学生時代の調理実習なのですが、そこで、魚の煮付けを作った記憶もなければ、自宅で親に教わった記憶もないのです。そこで思い付くのは、昔の料理番組と、料理本です。

出汁巻き卵も、実際親からでも実習からでもなく、料理番組で教わって、幾度の失敗にもめげず、自分の出し巻きにまで完成して行ったのですから、当時の日本料理の本、テレビ番組、出汁の本、どれかで、また、全てで、勉強してやってみたということだと思います。

特に、地域的な事もあって、カレイはおいしい干物も手に入り、また、切り身も手ごろな価格で購入できることから、魚の煮付けといえば、かれいの煮付けをさすぐらい、我が家での定番です。

かれいは個人的には子持ちが好きなのですが、火の通り具合を考えると、やっぱり、普通のかれいのほうがうまく煮ることができます。もともとぺったんこの魚ではありますが、それでも肉厚の物を吟味し、中央に切り目を入れて、火の通りと、味がしみるのをよくします。私は、昆布を敷き、ショウガのスライスをいれるのはお決まりですが、されない人もいるでしょう。一気に煮るのではなく、根気よく、味をふくませるよう、煮汁が少なくなってきたら、煮汁を魚にかけてやります。

全体が良い色になったら、食べごろです。

ダメ主婦でも出来るサバの味噌煮

魚の煮付けは好きじゃないという夫を持っていると、サバの味噌煮が食卓に上る機会というのは、かなり限られるものです。私は好物なのですが。
でも、健康のために、たまには魚の煮付けも食べさせなくてはと思うので、魚屋ですごく新鮮なサバを見かけると、2匹購入して、1匹はその日の夕食に塩焼きに、もう1匹は次の日に味噌煮にします。

ピカピカのサバなら、買ってすぐに冷蔵庫のチルドルームできちんと保管しておけば、一晩置いてもまだ大丈夫です。
ただし、血とワタはすぐに抜いておくのが肝心です。魚屋さんに頼めるならそれが簡単ですし、自分でやるなら、買って家に帰ったら何を置いても捌きましょう。

そして、私は悪い主婦なので、サバの切り身を日本酒で洗ったりしません。湯引きもしません。
鍋に調味料を煮立たせたら、そのままサバの切り身を鍋に投入です。
味噌煮のように味の濃い料理なら、多少手順を省略しても、魚の臭みが気になることは、よほど鮮度の悪い魚を使わない限り、まずありません。
それより、煮魚を作るということに対するハードルを下げて、食卓に魚が上る機会を増やすほうが、結局は魚料理に親しめるんじゃないかと思います。
そのおかげか、娘はサバの味噌煮が好物になり、夫も以前よりは受け入れてくれるようになりました。

カレイの煮付けは美味しい

日頃赤身魚ばかり食べてる自分は白身魚は苦手で、料理のレパートリーには白身魚を利用するものがなかったのですが、
主人が、「魚の煮付けは美味しい、自分は小さい頃カレイの煮付けばかり食べていた」
というので、離乳食としてカレイの煮付けを作ってみることにしました。

■カレイの煮付け(材料)

カレイ
醤油
みりん
さとう
しょうが

■煮付けをうまくつくるコツ
・煮汁が煮立ってから魚を入れるます。
・かくし包丁を入れます。
・しょうがのスライスを一枚いれます。

できました。
煮汁が無くなるか無くならないかギリギリのところで火を止めるのが個人的には難しかったです。

■子供の反応
普段一口、二口しか離乳食を食べなかった息子が全部食べました。
クセのない、甘辛の味がよかったのだと思います。
油分もないので、離乳食としてカレイの煮付けはアリです。

魚をおろすと手が臭くなるし、包丁が切れないとどうにもならないので、なるべくなら魚を自分ではおろしたくないと思います。

しかし今の時代、スーパーの鮮魚コーナーで内臓の抜き取りや三枚おろし、二枚おろし等がサービス行われているところは少なくありません。
こういったサービスも是非利用して美味しく魚を食べましょう。

それでも魚の煮付けについて、味付けに不安が残るなら・・・
煮付けのタレ等を利用すればよいのではないでしょうか。